2025年12月7日
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ヨーロッパにはとても充実したレーティングシステムが存在します。
1局1局の勝敗で、レートが上下します。もちろんのこと、対戦相手に応じてレートの変動幅は変わります。自分より高いレートの方に勝てばとても上がるし、低いレートの方に勝ってもそれほど上がりません。逆に強い方に負けてもあまり下がらないですが、低いレートの方に負けるととても下がります。
非常に客観的で理に適ったシステムで、1998年にチェコ囲碁協会によって開発され、すぐにヨーロッパ全体での採用が決まりました。
例えばこれは私のレートです。日本では5段(野狐7段)だったので、ヨーロッパでも5段(レート2500)で登録しました。
しかし、ご覧の通り、レートは2420くらいまで下がってしまい、4段に降格してしまいました。
しかし、実力がきっちりと反映されるこのシステム。すごくやる気が出ます。2026年のヨーロッパ碁コングレスまでに5段に戻ることが目標です。
7段は2650-2749(野狐9段)
6段は2550-2649(野狐8-9段)
5段は2450-2549(野狐7-8段)
4段は2350-2449(野狐7段)
といった感じで、かなり厳しめの設定になっています。野狐3段の男の子がヨーロッパでは1級登録です。
おそらくこれは中国からの留学生による影響ではないかと思っています。野狐8-9段の人たちは5段登録で大会に出ていたりするので、自然と厳しくなります。
私個人的にはこのシステムを日本のアマチュアのみならず、プロでも導入されればいいのになと思っています。
囲碁は芸術の側面ももちろんありますが、競技の側面も大きな魅力です。この競技面をより客観的にみることができるので、とても良いと思います。